自律神経失調症Q&A

ここでは、自律神経失調症についてQ&A方式で述べていきます。

Q1:自律神経失調症とは?

A1:交感神経と副交感神経の二つから成り立つ自律神経のバランスが崩れた時に起こる症状の総称です。めまい・ふらつき・不眠・動悸・のどの詰まり・倦怠感・肩こり・頭痛・ほてり・冷え・焦燥感(いら立ち、焦る気持ち)などの自覚症状を訴えます。自覚症状があるのに病院で検査をしても異常が見つからない時に自律神経失調症と診断されることが多いようです。
このように、自律神経失調症とは、器質的な異常や顕著な精神障害は認められないものをいいます。

Q2:自律神経失調症の原因とは?

A2:
①生来、体質的に自律神経が不安定な方。
虚弱な体質・低血圧・子供の頃からすぐ吐く・下痢しやすい・環境が変わると眠れないなど、生まれつき自律神経が過敏な人もおられます。また、思春期や更年期、身体が弱っている時は自律神経のバランスが乱れやすくなります。

②仕事などの社会的ストレス・人間関係・精神的ストレス・環境の変化など、過剰なストレス・疲労が蓄積している方。
現代の生活は適応能力が衰えやすく、社会環境の変化・人間関係や仕事などの環境の変化などへの適応がし難かったり、過剰適応が増えていると思われます。

③睡眠不足などで生活リズムが不規則な方。
寝起きの時間が一定しない場合や夜更かし・夜型人間・夜間勤務や、子供の頃からの不規則な生活習慣など、人体のリズムから外れた社会環境やライフスタイルの方に多いです。

④女性ホルモンの周期が不規則な方。
男性より女性に多いことが窺えます。女性は一生を通じてホルモンのリズムが変化し続け、この変化が自律神経の働きに影響を与えます。

Q3:自律神経とは?

A3:心臓を動かしたり、汗をかく・呼吸・消化・体温調節などの自分ではコントロールできない自動的に働く神経のことを言います。以下2つの神経に分けられます。

・交感神経  :活動を活性化する働き
・副交感神経:活動をゆるませる(休息させる)働き

以下、主な働きを表にしました。

交感神経 副交感神経
心臓 血圧↑、心拍数↑ 血圧↓、心拍数↓
血管 骨格筋内拡張 骨格筋内収縮
瞳孔散大 瞳孔収縮
活動↑ 活動↓
小腸↓ 小腸↑
皮膚 汗腺を発汗

Q4:自律神経の分布は?

A4:交感神経は、脊柱の両側で22の神経節の鎖をなします。
自律神経繊維により支配をうける器官は、心臓・肺・食道・胃・小腸・大腸・肝臓・胆嚢・生殖器を含みます。心室以外は副交感神経系にも支配を受けます。

※背部はつぼが多数あり、鍼刺激温熱刺激・吸い玉などを行うことにより自律神経のバランスが整います。この分布領域が、言わば鍼灸治療のポイントなります。

Q5:診断基準は?

A5:
①本態性型自律神経失調症:生まれつき自律神経が乱れやすいもの

②神経症型自律神経失調症:心理・社会的な因子が強く関係。
自律神経機能障害は少ないが、症状が多いもの

③心身症型自律神経失調症:心理・社会的因子と自律神経機能障害両方の影響があるもの

④抑うつ型自律神経失調症:ストレスなどの蓄積疲労によりうつ反応を伴う

Q6:治療法は?

A6:薬物療法(抗不安薬、ホルモン剤を用いたもの)、行動療法(睡眠周期を整える)、心理療法(カウンセリング)、理学療法(鍼灸、マッサージ・指圧)があります。

■鍼灸治療のメリットは、自律神経が分布している首、肩、腰部へのアプローチが多彩なことです。鍼刺激、温熱刺激、指圧、吸い玉などでその分布領域に施術することにより影響を与えることができるのです。

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