あなたはどの腰痛タイプ?
腰痛は実にタイプが多いのです。
◆急性 or 慢性
◆腰部 or 骨盤
◆筋肉 or 靭帯 or 骨
◆ストレス or 外傷
最初に把握するのが痛む場所です。
どの経絡が痛んでいるのか?
これで治療するポイントが見つけ出せます。
次に時間経過を伺います。
これで治療回数や回復期間の想定ができます。
◆急性だと2~3回
◆慢性だと3~6回 です。
次に原因を探ります。
外傷ではない場合は自律神経の調節
栄養、骨格の歪みの調整が必要になることがあります。
なぜ、はり治療が効くのか?
はりが効く原理が4つあります。
1.血流増加
2.鎮痛作用
3.抗炎症作用
4.神経調節 です。
針をすると、血流が良くなります。
血液の中には水分、栄養分、酸素、ホルモン、酵素、血球などが含まれ
痛む場所にそれらを運ぶことで不必要な老廃物を回収して回復を促します。
また、脳内モルヒネ様物質であるβエンドルフィンが放出されると神経伝達を阻害し痛みが緩和します。
と同時に、白血球の活動も活発になり、炎症関連物質を除去してくれます。
さらに、ドーパミンやセロトニンなどのハッピーホルモンが放出されるので
落ち着き、安心感などが調整されるので、自律神経の調整にもなります。
はり治療の限界は、骨折や筋肉の断裂(肉離れ)などです。
但し、これらの回復期に治療すると回復を後押ししてくれます。