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月経前症候群(PMS)の鍼灸治療

月経前症候群(PMS)の状態とは

生理前の頭痛、イライラしやすい、食欲が増して甘いものが無性に食べたくなる、眠くなるなどの不快な症状を、月経前症候群(PMS)と呼びます。

排卵後から2週間続く方もいれば、生理前の2、3日だけ症状を感じる方など様々です。
症状に個人差があることや、生理が始まると症状が軽減していくことが特徴です。

家庭、学校、社会生活を営む上で大きな悩みとなります。

女性にとって大切な生理

生理は、子宮内から出血するものですね。

これは、子宮の中で周期的に妊娠が成立するような環境を整える女性ホルモンが出て、内側の子宮内膜が厚くなり、受胎しない場合は厚くなっていた子宮内膜がはがれ落ちて出血するという仕組みによります。

その女性ホルモンは卵巣から分泌されますが、その影響は子宮だけではなく、乳房、皮膚、膣粘膜、骨、血管壁、脳細胞にも影響します。
だから、生理が順調だと身体の調子も良いはずです。
逆に生理が不順だと体の危険信号かもしれません。

脳の中の視床下部から"女性ホルモンを出せ"という命令を受けて卵巣は女性ホルモンを分泌します。
視床下部はストレスがあると命令を出さないこともあり、そんなときに生理が止まったりすることもあります。

このように女性の心と身体は「女性ホルモン」が守ってくれており、ホルモンが正しく動いてくれていると生理が順調で健康な身体を保つことが出来ます。

不規則な生活、過剰または慢性的なストレスを受けたとき、無理なダイエットをしたときなど身体に負担がかかったときに生理不順を起こすのも女性ホルモンが十分に出なくなったためです。

女性の身体は、初潮から閉経までの間、妊娠のための準備(生理)が毎月繰り返されていますね。

生理は、将来の妊娠出産のためだけではなく、骨や血管を強くしてくれていること、病気から守ってくれていることなど、身体をしっかりガードしてくれる存在です。
だから生理は女性にとって大切なものなんですね。

健康な人なら生理は決まったサイクルで訪れますから、ご自身で身体をケアしながら生理の期間を少しでも快適に過ごしたいですよね。

身体の不調を当たり前と思っていると、思わぬ病気を見過ごしてしまうこともあります。
生理痛だけではなく子宮内膜症などの病気である可能性も考えられますので、痛みが激しかったり薬を飲んでも症状が緩和されない場合は服用を中止し、専門医の診察を受けましょう。

東洋医学からみた月経(生理)

女性の身体は7年周期で変化していくと言われており、健康な方が初潮を迎えるのは10~14歳ぐらい、そして閉経する49歳前後まで35~40年間生理は続きます。

生理は体力が充実することで起こります
生まれもったエネルギー「腎」が充実するとホルモンが活動を始め、
未熟な体力から成熟した体力になったと身体が判断を下した時に始まります(初潮)。

体力とは※「正気」のことで、正気が成熟したとも言えます。正気がどれだけ成熟し、充実しているかで生理の有無が決まります。

そして、体力が衰えたと身体が判断した時に終える、これが閉経ですね。

生理周期でみると月経前、初潮と同様に一番体力があり、月経が終わった直後、つまり閉経と同様に体力が消耗した時といえます。

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生理(子宮)をダムととらえ、生理の血をダムの水に例えてみましょう。

ダムは水を溜めるところですね。ダムの水は山川の上流から流れてきて、自然に水が溜まっていきます。
増える水量(血)が使われる水(血)よりも上回れば、ダムに水(血)が溜まっていきます。
この場合、
水=血の貯蓄が増えていくわけですね。

水量が増え一定水量を超すと「放水」が行われますが、これが生理です。
放水する周期は28日前後であれば理想ですが、27~35日の間が一般的です。

一定水量に足りないとき、放水を見合わせることがありますが、これが生理が来ないときです。
一定水量に足りなくても、日にちが来たから放水となると水(血)が足りていないのに水(血)が出ていくとなると身体がとても消耗し辛い状態です。

これが、月経前症候群(PMS)など身体の不調につながるわけですね。

水(血)が放水されると、一旦ダムの中は空になりますが、すぐにダムに水(血)が溜まっていくのが健康的な身体と言えます。
新しく充実した血が再び蓄えられ、いつ放水(生理)が来てもいい状態にしておくこと、次の生理の準備は早ければ早いほど健康な身体と言えます

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東洋医学からみる生理とは、体外に血を出す「排泄行為」です。

排泄は老廃物、不要物または※「邪気」のことです。
排泄されるのが血ですので、身体に血が足りていれば生理前に体調は悪化しにくくなります。

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正気気と血の充実
体内の機能を正常に保ち、病気になっても回復出来る能力

邪気は、気滞、湿痰、邪熱、お血の停滞
身体に悪い影響を与えるもの、病気をもたらすもの

このようなお悩みを抱えて来院されています

  • 毎月生理前が憂鬱で、何とかしたい
  • 誰に相談すればよいか分からず、悩んでいる
  • 仕事や授業に集中出来ない
  • 薬を飲んでも、特に変化がない
  • 生理と上手く付き合いたい
  • 妊娠を考えているので、身体を整えたい

月経前症候群(PMS)の鍼灸施術の特徴

ストレスの調整を行います

大きな原因はストレスからくる緊張です。
イライラ、怒りっぽい、泣きたくなる、情緒不安定などの精神的症
状などです。
緊張をとる、自律神経調整、ホルモンの調整治療を行います。

補血(血を補う)治療を行います

メンタル(考えすぎ)は、血虚を引き起こします。要は、血が足りなくなるということです。
加えて、パソコンやスマートホン、デスクワークや学習での目の使い過ぎも血虚を引き起こします。

血虚とは、貧血と捉えてください。
血液検査で貧血と言われていなくても、体力を蓄えておく働きが低下しているということです。

例えば、筋細胞(筋肉)も鍛えると太く大きくなるように、血液細胞も丈夫だったり、弱ったりするんですね。血の消耗や血が充足している、などと表現します。

治療は血に働きかけるツボに鍼を打ち、補血治療を行います。

痛みや浮腫みなどの症状治療を行います

PMSは症状が多岐に渡ります。
頭痛、頭が重い感じ、腰痛、むくみ、のぼせ、だるさ、下腹部のはりなどです。

それぞれに対応できるツボがありますので、各自の身体的症状にしっかり対応できます。

打った針を置いておくことを置鍼といいます。

交感神経から副交感神経へ切り替わる時間は平均28分です。
しっかり時間をかけることで緊張を緩めていきます。

日頃のストレスも関与していますので、自律神経のバランスを整え、全身にも良い影響を与えてくれます。

月経前症候群(PMS) 施術メニュー

初診料 2,000円
鍼灸施術 5,500円
鍼灸施術+頭鍼 8,000円
鍼灸施術+頭蓋骨矯正 6,500円

※表記はすべて税込金額です
※詳細はお問い合わせください

月経前症候群(PMS)
鍼灸施術の流れ

施術メニューの流れをご紹介します。

お電話かLINEでお問合せください

まずは、お電話かLINEでお問い合わせください。
初めての症状の方で医療機関での検査がまだの方は、一度検査されることをおすすめします。

※混雑状況によってはご予約をお待たせすることもありますので、お早目にご都合の良い時間をご予約ください

※土日も営業しております

初診の際は、時間に余裕を持ってお越しください

初めて来院される際は、お時間に余裕を持ってお越しください。
当院までの道中、迷われた場合はお気軽にお電話ください。ご案内いたします。

※問診表へのご記入がありますので、10分ほど前にご来院ください。2回目以降は5分ほど前にお越しいただければと思います

※問診表記入後、施術着に着替えていただきます

※血液検査結果、お薬手帳などがありましたらお持ちください

問診

問診表を元にお話しを伺います。

治療内容のご希望やご質問などの確認をしながら進めていきます。
院長から施術メニューのご提案をさせていただく場合もあります。
お任せいただく場合も多くありますので、お話しながら一緒に決めていきましょう。

施術の開始

身体の検査をします。

脈診、舌診、腹診、筋肉の張り・硬さなどからあなたの身体の状態を把握します。
現状を確認後、どのような治療を行うか説明し、実際に施術を開始します。

施術後の説明

どのような治療を行なったか、また今後の治療スケジュールの説明、気を付けた方がよいことなどを説明します。

月経前症候群(PMS)の最初の通院間隔の目安は、週に1~2回です。
罹患期間の考慮が必要ですが、症状の半減にはだいたい4~6回が目安です。
その後は個体差もありますが、症状の8割減に導いていきます。

慢性期間が長い方は、一番効果が見込める治療間隔をお伝えしますが、2~3週間に1回でも継続して調整しておいた方がよいでしょう。

※会計の際、受付カウンターで次回のご予約の調整を行ないます

いかがでしょうか。

月経前症候群(PMS)でお悩みの方がたくさん来院されています。
もっと早く来れば良かったと仰っていただく場合も多いです。
自宅で出来るケア法や、必要に応じて栄養指導も行なっております。
鍼灸治療に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

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水~金曜日:9:00~17:00(昼休みなし)
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福岡県福岡市博多区博多駅東3-3-16
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アクセス

博多駅筑紫口から徒歩7分 
駐車場:無

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※初診の受付:16:30まで
第2・4月曜、土日祝:午前10:30まで(午後15:30まで)

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第1・3・5月曜日、火曜日