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のどの詰まり・梅核気・咽喉頭異常感症の鍼灸治療

梅核気とは

のどの検査をしても異常がなく、不快感が続く咽喉頭異常感症(ヒステリー球)は、東洋医学では「梅核気(ばいかくき)」と呼ばれています。

名前の通り、梅干しの種が喉に引っかかった感じを表していて、飲み込めず、出すこともままならず、異物感があり続ける状態のことです。

この病態は、精神抑うつ、考え込む、胸や肋骨部の緊張、食欲減退、生理不調などを伴うことがあり女性に多く見られる傾向があります。

更年期障害や自律神経失調症、うつ病など精神的症状の方に多く見られることが多いです。
そのため、心理的ストレスがかかったときに度々悪化する傾向があるのが特徴です。

梅核気の原因

咽頭、喉頭

  • 局所的な原因
    ◆のどの過敏な反応
    ◆乾燥による炎症
    ◆慢性炎症:逆流性食道炎、副鼻腔炎、上咽頭炎、喉頭炎、慢性扁桃炎など

     
  • 全身的な原因
    ◆アレルギー疾患:鼻炎、ぜん息など
    ◆自律神経失調症
    ◆更年期障害

     
  • 精神的な原因(気滞(きたい))
    ◆精神的ストレス
    ◆肉体的ストレス
    ◆うつ病など

     
  • 消化機能の低下
    ◆胃腸障害
    ◆生活習慣の乱れによる胃腸不調
    ◆食べ過ぎ、飲み過ぎによる不調

気滞とは?【気の巡りの停滞】

例えば、怒りや悲しみなど強いストレスを感じ、怒り、悲しみ、不安感、思い詰めるなど強い感情を抱いたとき、胸苦しさや圧迫感で喉がつかえたり、呼吸が浅くなったことは誰しも経験があると思います。

東洋医学では、主に上記のようなストレスが原因で気の巡りが滞ることを気滞(きたい)と呼びます。

気滞とは、気の機能である温煦推動防御固摂栄養気化作用】が滞ることです。
気滞は、ストレス以外にも外傷、筋肉損傷、食べ過ぎ、外邪などの原因で起こります。

梅核気はストレスが主原因で、咽喉部にて気滞が起こっていると考えられます

また、痰が絡むような粘っこさを感じる症状もあります。
痰を生む源は、脾・胃の機能低下です。
ストレス解消と言って甘いものやお酒を摂りすぎると、痰を生んでのどが詰まる原因になるんですね。

後鼻漏のような上咽頭炎の場合もあります。

このようなお悩みを抱えて来院されています

  • 病院で検査をしたが、異常なしと言われた
  • のどが詰まった感じで一日中気分が晴れない
  • のどの詰まり感で咳払いをすることが多い
  • のどに粘っこいものが引っかかっている感じがある
  • のどの異物感で、飲み込みにくい
  • 飲み込んでも、のどの異物感が改善しない
  • 胸の方までつかえ感があり、息苦しさがある
  • のどが締め付けられるような感覚がある
  • 圧迫感や詰まりで吐き気をもよおすことがある

梅核気の鍼灸施術の特徴

東洋医学的診断に基づいた施術を行ないます

気滞が原因の場合が多く、主に気の滞りを取る施術を行います。
気に関わる五臓は、肝臓と肺臓です。気滞を除き気の巡りをよくするためには肝臓と肺臓の治療がメインとなります。

痰が絡む場合は、気滞の治療に加えて脾臓や胃の治療を行います。粘りけのある痰を排泄しやすくする(去痰)ことに加えて、脾胃の働きを上げて痰を作らせないようにします。

針を置く(置針)時間を十分にとります

鍼灸治療の原理の一つに神経系の調節があります。

神経系とは、ここでは自律神経を指します。

交感神経優位から副交感神経に切り替わるのに平均28分を要し、人によっては20分だったり40分だったりします。

神経興奮がおさまり緊張が緩むので血流が改善し、全身の栄養や老廃物の交換、酸素運搬がすすみ細胞の賦活化が期待できます。

離れた場所のツボを使うことで神経系の調節や抗炎症作用が促進されます

当院は董氏楊氏奇穴治療を用いて施術を行ないます。
十四経絡以外の特殊なツボを使い、陰陽、表裏、上下、臓腑の調整を同時に行うことが出来るため幅広く網羅できます。

主に患部から離れた場所に鍼を打ちます。
メインは手足のツボです。
手足のツボは脳への入力刺激が大で神経系へ記憶を長く残すことが可能です。
実際に手足のツボは得気(響き)感覚が起こりやすいですね。患部だけの治療よりも効果が持続しやすいです。

梅核気 施術メニュー

初診料 2,000円
鍼灸施術 5,500円
鍼灸施術+刺絡(1~2部位) 6,500円
鍼灸施術+刺絡(1~2部位) 6,500円

※表記はすべて税込金額です
※詳細はお問い合わせください

梅核気 鍼灸施術の流れ

施術メニューの流れをご紹介します。

お電話かLINEでお問合せください

まずは、お電話かLINEでお問い合わせください。
初めての症状の方で医療機関での検査がまだの方は、一度検査されることをおすすめします。

※混雑状況によってはご予約をお待たせすることもありますので、お早目にご都合の良い時間をご予約ください

※土日も営業しております

初診の際は、時間に余裕を持ってお越しください

初めて来院される際は、お時間に余裕を持ってお越しください。
当院までの道中、迷われた場合はお気軽にお電話ください。ご案内いたします。

※問診表へのご記入がありますので、10分ほど前にご来院ください。2回目以降は5分ほど前にお越しいただければと思います

※問診表記入後、施術着に着替えていただきます

※血液検査結果、お薬手帳などがありましたらお持ちください

問診

問診表を元にお話しを伺います。

治療内容のご希望やご質問などの確認をしながら進めていきます。
院長から施術メニューのご提案をさせていただく場合もあります。
お任せいただく場合も多くありますので、お話しながら一緒に決めていきましょう。

施術の開始

身体の検査をします。

脈診、舌診、腹診、筋肉の張り・硬さなどからあなたの身体の状態を把握します。
現状を確認後、どのような治療を行うか説明し、実際に施術を開始します。

施術後の説明

どのような治療を行なったか、また今後の治療スケジュールの説明、気を付けた方がよいことなどを説明します。

梅核気の最初の通院間隔の目安は、週に1~2回です。
罹患期間の考慮が必要ですが、症状の半減にはだいたい4~6回が目安です。
その後は個体差もありますが、症状の8割減に導いていきます。

慢性期間が長い方は、一番効果が見込める治療間隔をお伝えしますが、2~3週間に1回でも継続して調整しておいた方がよいでしょう。

※会計の際、受付カウンターで次回のご予約の調整を行ないます

いかがでしょうか。

鍼灸治療に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

梅核気でお悩みの方が1日でも早く解放された日常生活が送れるよう、力を尽くします。

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アクセス

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