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頭痛の鍼灸治療

頭痛の原因は何でしょう?

鍼灸治療の適応は一次性頭痛になります。
一次性頭痛には、偏頭痛緊張痛群発頭痛があります。

鍼灸治療では、痛む場所や痛む範囲から経絡を特定して治療にあたります。

痛むところを通過する経絡(ツボの流れ)を治療出来るため、症状の回復が期待できます。

東洋医学からみると、痛みをどのように診断し、改善に導いていくのでしょうか?

原因を東洋医学的診断から大きく4つに分けてみてみましょう。

  • 1
    気の巡りの停滞
  • 2
    熱の停滞
  • 3
    水分代謝の停滞
  • 血の不足と停滞

頭痛の鍼灸治療

痛み(疼痛)の治療は、遠隔治療がメインとなります。

患部を治療する【痛いところに鍼を打つ】局所治療より、原則に従う遠隔治療の方が※鍼治療の原理を引き起こしやすいため、回復が圧倒的に早まります。

鍼灸治療の特徴の一つに「止痛(鎮痛)作用」があります。

ツボに鍼をするとその刺激が脳内に伝わり、神経伝達物質であるエンケファリンやβエンドルフィンが放出されます。モルヒネ様物質でモルヒネの数十倍といわれる鎮痛効果を発揮します。効きが速いといわれる所以です。

頭蓋には前頭部や側頭部、頭頂部、後頭部といわれる部位がありますが、そこを通る経絡(ツボの流れ)があるので該当するツボを使って治療を行います。

前頭部だと胆経や胃経、側頭部だと胆経、三焦経、小腸経、頭頂部だと肝経、後頭部だと膀胱経という具合に経絡を見極めて鍼を打ちます。

遠隔鍼治療の原則

  • 構造的類似
  • 経絡同士の相互関係
  • 構造関係

遠隔鍼治療の原則であるこの3つを駆使して治療にあたります。

メリットは遠隔にあるツボに鍼を刺すので痛む動作(動き)の確認ができ、
すぐ効果判定ができます。【止痛原理】

二つ目は止痛効果が少ない場合は、すぐに治療プランの変更が出来ることです。
患部に鍼を打つと痛みの
確認も出来なければ、修正方法もなく限定されてしまいます

遠隔鍼治療の原理から、いくつも治療パターンが考えられるため治療内容の修正や変更が可能になります。

鍼治療の原則が効かない場合

肉離れや骨折、靭帯断裂など組織が断絶している場合

但し、回復期の治療は、回復を早めてくれます。
また、腫瘍が神経を圧迫していたり、脊柱管狭窄症などは構造問題になり、痛みのコントロールは出来ても回復は難しいでしょう。

薬物による副作用の痛み

癌の薬物療法中にみられる神経障害があり、特に末梢、手足に現われます。これらは施術を行なってみないとわからない、五分五分のケースといえるでしょう。

過度に身体が弱り過ぎている場合

十分な血流増加が起きない、免疫機能が落ちていることが考えれます。但し、とても珍しい希少なケースといえるでしょう。

 

参考文献
山本崇著:遠隔治療(基礎編) 2020

このようなお悩みを抱えて来院されています

  • 数年来の偏頭痛もちで薬が手放せない
  • 生理前に頭痛がある
  • 首こり肩こりからくる頭痛がある
  • 雨天前に頭痛がする
  • 台風前に酷い頭痛がする
  • ストレスが続くと頭痛がしてくる

頭痛の鍼灸施術の特徴

頭痛の場所や範囲によって治療法を使い分けます

頭部を通過する経絡(ツボの流れ)は、範囲(エリア)で異なります。

範囲ごとに施術を進める
ことができるので、痛みの特徴を押さえた治療が可能になり、より的確な施術となります。

董氏楊氏奇穴治療を用いた治療

当院は董氏楊氏奇穴治療を用いて施術を行ないます。
主に患部から離れた場所に鍼を打ち、メインは手足のツボです。

手足のツボは脳への入力刺激が大で神経系へ記憶を長く残すことが可能です。神経系の調節を促進させ、抗炎症作用を引き出します。

実際に手足のツボは得気(響き)感覚が起こりやすいですね。患部だけの治療よりも効果が持続しやすいです。

鍼を置く時間を十分にとります

打った針を置いておくことを置鍼といい、置鍼の時間をしっかりとります。

鍼灸治療の原理の一つに神経系の調節があります。交感神経優位から副交感神経に切り替わるのに平均28分を要し、人によっては20分だったり40分だったりします。

神経興奮がおさまり緊張が緩むので血流が改善し、患部の栄養や老廃物の交換、酸素運搬がすすみ細胞の賦活化が期待できます。

頭痛 施術メニュー

初診料 2,000円
鍼灸施術 5,500円
鍼灸施術+刺絡(1~2部位) 6,500円
鍼灸施術+刺絡(3部位) 7,000円
鍼灸施術+刺絡+吸い玉(背部のみ) 7,000円

※表記はすべて税込金額です
※詳細はお問い合わせください

頭痛  鍼灸施術の流れ

施術メニューの流れをご紹介します。

お電話かLINEでお問合せください

まずは、お電話かLINEでお問い合わせください。
初めての症状の方で医療機関での検査がまだの方は、一度検査されることをおすすめします。

※混雑状況によってはご予約をお待たせすることもありますので、お早目にご都合の良い時間をご予約ください

※土日も営業しております

初診の際は、時間に余裕を持ってお越しください

初めて来院される際は、お時間に余裕を持ってお越しください。
当院までの道中、迷われた場合はお気軽にお電話ください。ご案内いたします。

※問診表へのご記入がありますので、10分ほど前にご来院ください。2回目以降は5分ほど前にお越しいただければと思います

※問診表記入後、施術着に着替えていただきます

※血液検査結果、お薬手帳などがありましたらお持ちください

問診

問診表を元にお話しを伺います。

治療内容のご希望やご質問などの確認をしながら進めていきます。
院長から施術メニューのご提案をさせていただく場合もあります。
お任せいただく場合も多くありますので、お話しながら一緒に決めていきましょう。

施術の開始

身体の検査をします。

脈診、舌診、腹診、筋肉の張り・硬さなどからあなたの身体の状態を把握します。
現状を確認後、どのような治療を行うか説明し、実際に施術を開始します。

施術後の説明

どのような治療を行なったか、また今後の治療スケジュールの説明、気を付けた方がよいことなどを説明します。

頭痛の最初の通院間隔の目安は、週に1~2回です。
慢性期間が長い方は、一番効果が見込める治療間隔をお伝えしますが、2~3週間に1回でも継続して調整しておいた方がよいでしょう。

※会計の際、受付カウンターで次回のご予約の調整を行ないます

いかがでしょうか。

鍼灸治療に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

頭痛でお悩みの方が1日でも早く解放された日常生活が送れるよう、力を尽くします。

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アクセス

博多駅筑紫口から徒歩7分 
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