不眠・安眠鍼、顔鍼【オプションメニュー】

健養堂では、鍼灸の基本施術にプラスして行う、オプションの鍼メニューがあります。
※頭鍼とは区別されます

下記の二つで、主訴の鍼灸に組み合わせて施術可能です。

◆不眠・安眠鍼
◆顔鍼

それぞれの特徴をみてみましょう。

不眠・安眠鍼は、質の良い睡眠を得るため に頭に鍼を打つ施術です。

睡眠は、私たちが健康で元気に過ごしていくために欠かせないものですね。

◆脳や身体の休養
◆ホルモン分泌や免疫機能の増加
◆情報・記憶・感情の整理、定着
◆ストレス軽減など

睡眠は、これらの重要な役割を担っています。
不足してしまうと疲労回復が出来ず、集中力や生産性の低下、免疫力の低下、生活習慣病や肥満にもつながることがあります。

毎日の良質な睡眠は、心身を修復し、明日への活力を養う大切な準備時間です。

健養堂では自律神経の鍼灸を得意としていますが、睡眠障害のお悩みはほとんどの方に共通すると言えるでしょう。
ということは、睡眠の安定を作ることが症状改善の重要なポイントになりますので、早めに対処することをおすすめします。

睡眠が安定すると

• 脳内記憶の整理、必要な情報が定着・強化される
• 疲労回復を早める
• 自律神経を整える
• 脳興奮が治まりイライラなどの感情の安定につながる
• 脳の血液循環がよくなり頭がスッキリする
• 頭が軽くなるので、首にかかる負担も軽くなり肩こり解消につながる
• 免疫力が向上する
• 体力、気力がアップする
• 食欲を調節し、肥満予防につながる

​など、積極的に良質な睡眠を意識して生活していくと、毎日のパフォーマンス向上につながることになります。

顔鍼は、顔の主に表情筋に鍼を打ち、脳の活性 を促す施術です。

顔と脳は密接に関係しているため、顔鍼はセロトニンというホルモン分泌を促します。
【表情筋には、セロトニンがたくさん分布しています】

セロトニンとは、別名「幸せホルモン」と呼ばれ、安心感や幸福感をもたらす脳内にある神経伝達物質の一つです。
※下記、枠外の解説を参照※

セロトニンが不足すると、顔の締まりが低下し、目が小さく見える、表情が暗く乏しくなるなど顔つきに変化が現れます。
これは、うつ症状の特徴で仮面様顔貌と言い、セロトニンが減ると表情筋と抗重力筋が衰え仮面のような表情のない顔つきになります。

また、三叉神経の入り口のツボに鍼をすることで脳血流を増やし、心の安定につながり、また美容効果も期待できます。

セロトニンが充分に分泌されると

• 姿勢や表情をコントロールする抗重力筋に緊張を与える
• 顔にハリが生まれ、表情が軽くなる
• 気持ちが安定し、平常心が保てる
• ストレス耐性が高まり、緊張などを感じにくくなる
• 疲労感が軽減する
• 意欲が向上する
• 気持ちが明るくなる
• 落ち込んだ気持ちを回復させる
• 身体の痛みを軽減させる
• 睡眠が安定する

​ことにつながります。