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顔面神経麻痺の鍼灸治療

顔面神経麻痺

東洋医学からみる顔面神経麻痺

顔面神経麻痺と診断され、西洋医学で処方されるお薬はステロイド薬です。
鍼灸院に来院される方のほとんど(全員と言っていいぐらい)の方が服用されています。
ステロイド薬は、抗炎症薬です。
炎症、つまり熱を抑える、東洋医学で言うとことの「邪熱」※を取り去ることです。

邪熱(じゃねつ)とは、熱が滞っていることをいいます。
東洋医学で言う氣には、温煦(おんく)作用という温める働きがあります。その氣が一部に停滞したり、蓄積したり、上手く発散出来ないと温かみが「過ぎたるもの」に変化してしまいます。熱の滞り、これが邪熱です。
因みに、氣の滞りは「気滞(きたい)」といいます。順番で言うと、最初に気滞になり→邪熱になるという変化を辿ります。

顔面神経麻痺の原因

顔面神経麻痺の原因を探っていきましょう。
東洋医学的に診ると次の三つに分けられます。

  • 1
    邪熱
  • 2
    風邪(外風内風)
  • 3
    痰湿

顔面神経麻痺を患っているとき、東洋医学的に身体を診ると気虚陰虚がベースにあります。
陰液が虚し、陽気が異常に亢進した状態にあります。

引き金になるのは「風邪(ふうじゃ)」です。
風邪には外風と内風があります。

  • 外風:体外にある風
    昔、運転中に顔の片側に風が当たり続けていたら顔面神経麻痺になったという方を診た経験があります。この要因による風を「外風」といいます。
  • 内風:体内で起こる風
    例を挙げると、ストレスが続くと緊張が生まれます。緊張が続くと熱が生まれます。熱は上昇気流を生みます。ニュースで見る火事は猛烈な上昇気流で火が燃え盛ります。上昇気流は風を生むのです。このように体内で起こる風を「内風」といいます。心が波立つイメージでしょうか。

もう一つの原因、「痰湿(たんしつ)」とは、水分の滞りです。
水分とは栄養分のことです。サラサラ流れている分には良いのですが、ある理由でもたつき出すとネバネバドロドロしたものに変化します。これが痰湿です。
その理由は、糖分や脂っこいものの食べ過ぎ、冷飲食の摂り過ぎ、運動不足などがあります。

内風が起きた場合、この痰湿を上方、顔に噴き上げてしまいます。しかも、それが経絡を塞いでしまうと顔面神経麻痺を引き起こすと考えられています。

気虚陰虚の体質

緊張

邪熱

内風

痰湿を噴き上げる

顔面神経麻痺の鍼灸治療

上記病態の治療を同時に行います。

顔、手、足への刺鍼、必要ならば刺絡、そして置鍼時間が鍵となります。
顔面神経麻痺の場合、90分は鍼を置きます。
長時間同じ姿勢になりますが、ここが頑張りどころです。
その間に10分に1回程度、定期的にガムを嚙むような顔の運動を行なっていただきます。

治療間隔は、週に1~2回で5回が目安です。

このようなお悩みを抱えて来院されています

  • 出来るだけの治療をしているが、治りが悪く不安である
  • 病院での治療は、これ以上は改善の見込みがないと言われた
  • 病院の治療と並行して、何か出来ることはないかと考えている
  • 鍼灸治療が効果的と聞いて、試してみたい
  • 時間との勝負なので、なんとか進行を止めたい

顔面神経麻痺の鍼灸施術の特徴

董氏楊氏奇穴治療を用いた治療

当院は董氏楊氏奇穴治療を用いて施術を行ないます。臨床経験に裏打ちされたツボで、最大の効力を発揮するだけでなく、使いこなせるのは日本でも希少です。

主に患部から離れた場所に鍼を打ち、メインは手足のツボです。

手足のツボは脳への入力刺激が大で神経系へ記憶を長く残すことが可能です。

実際に手足のツボは得気(響き)感覚が起こりやすいですね。患部だけの治療よりも効果が持続しやすいです。

滞った血を取り除きます(刺絡治療)

血流が滞ると、皮膚表面に静脈や毛細血管が浮いて見えます。

これは目視出来るので、どのエリアか一目瞭然です。その滞った箇所に鍼を指し、ふる血を取り除いてあげれば血流改善が期待できます。滞った血は邪熱を持っています。

顔面神経麻痺の症状の場合、頬の内側(口の中)や耳に刺絡をする場合があります。
院長が必ず必要だと感じた場合のみ、こちらから提案させていただきます。

針を置く(置針)時間を十分にとります

顔面神経麻痺は他の疾患と比べて、鍼を置く時間を長く取らなければいけません。

鍼灸治療の原理の一つに神経系の調節があります。神経系とは、ここでは自律神経を指します。

交感神経優位から副交感神経に切り替わるのに平均28分を要し、人によっては20分だったり40分だったりします。
顔面神経麻痺の場合は、90分必要になります。

神経興奮がおさまり緊張が緩むので血流が改善し、自律神経のバランスを整え、全身にも良い影響を与えてくれます。

顔面神経麻痺
施術メニュー

初診料 2,000円
鍼灸施術
(顔面神経麻痺の場合)
6,000円
鍼灸施術+刺絡(1~2部位) 7,000円

※表記はすべて税込金額です
顔面神経麻痺は通常の料金とは異なりますのでご了承ください
※詳細はお問い合わせください

顔面神経麻痺
鍼灸施術の流れ

施術メニューの流れをご紹介します。

お電話かLINEでお問合せください

まずは、お電話かLINEでお問い合わせください。
初めての症状の方で医療機関での検査がまだの方は、一度検査されることをおすすめします。

※混雑状況によってはご予約をお待たせすることもありますので、お早目にご都合の良い時間をご予約ください

※土日も営業しております

初診の際は、時間に余裕を持ってお越しください

初めて来院される際は、お時間に余裕を持ってお越しください。
当院までの道中、迷われた場合はお気軽にお電話ください。ご案内いたします。

※問診表へのご記入がありますので、10分ほど前にご来院ください。2回目以降は5分ほど前にお越しいただければと思います

※問診表記入後、施術着に着替えていただきます

※血液検査結果、お薬手帳などがありましたらお持ちください

問診

問診表を元にお話しを伺います。

治療内容のご希望やご質問などの確認をしながら進めていきます。
院長から施術メニューのご提案をさせていただく場合もあります。
お任せいただく場合も多くありますので、お話しながら一緒に決めていきましょう。

施術の開始

身体の検査をします。

脈診、舌診、腹診、筋肉の張り・硬さなどからあなたの身体の状態を把握します。
現状を確認後、どのような治療を行うか説明し、実際に施術を開始します。

施術後の説明

どのような治療を行なったか、また今後の治療スケジュールの説明、気を付けた方がよいことなどを説明します。

顔面神経麻痺
の最初の通院間隔の目安は、週に1~2回です。

慢性期間が長い方は、一番効果が見込める治療間隔をお伝えしますが、2~3週間に1回でも継続して調整しておいた方がよいでしょう。

※会計の際、受付カウンターで次回のご予約の調整を行ないます

いかがでしょうか。

鍼灸治療に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

顔面神経麻痺でお悩みの方が1日でも早く解放された日常生活が送れるよう、力を尽くします。

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博多駅筑紫口から徒歩7分 
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