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定休日:第1・3・5月曜日、火曜日
月経前症候群とは、生理前に現われる精神的症状や身体的症状のことを言います。
英語表記の【premenstrual syndrome】の略でPMSとも呼ばれています。
生理前の1~2週間前から症状が現れて、生理が始まると症状が治まるのが特徴です。
症状の程度が強く(激しい)、日常生活に支障が出るぐらいのものを指します。
はっきりした原因は分かっていません。
但し、女性ホルモンを含めたホルモンの変化が影響していると考えられています。
排卵がある女性の身体では、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つの女性ホルモンのはたらきによって妊娠の準備をして、妊娠がなければ生理で子宮内をリセットし、次回の妊娠の機会に向けて準備をします。
排卵後、生理に向かう時にこれらのホルモンの分泌量が急激に低下して、その他のホルモンや神経伝達物質に影響を与えてPMSの症状が現れると考えられています。
幸せホルモンであるセロトニンの分泌の低下により、気持ちが落ち込んだり、イライラや情緒不安になります。
そして、悪化させる大きな要因として、偏った食生活、ストレス、疲労の蓄積が考えられています。
分子栄養学では、この症状の時には銅過剰で亜鉛不足がわかっています。
生理前は血糖値を下げるインシュリンの効きが悪くなり、食後2~3時間後に低血糖になりやすく、甘いものが無性に食べたくなります。
一般的には、主に薬を使った治療法になります。
自分で出来る養生法としては、生活習慣を見直すことです。
検査で異常がない場合、腫瘍や炎症がないので器質的な疾患は除外されたことになり、その点ではひと安心とも言えます。
一般的には生活改善と服薬治療を行なっていくと思います。
薬が効きにくい、薬と別の治療を併用したい、薬を使いたくない方が鍼灸院に来院されています。
鍼灸は、鎮痛効果、神経やホルモンの調整に力を発揮します。薬との併用、薬を使いたくない、生活習慣改善ともに相性が良い治療法です。
当院では必要に応じて食事や栄養指導も可能です。
婦人科での治療と併用していただいて構いません。
ご不明な点は、お気軽にメールやLINEからご相談ください。
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